無題

テストも終わり、平穏な日々が戻ってきた。


私にとっての平穏とは、部屋にこもってひたすら画面を見つめていることなのだが。



ある日考えた。
自分を微分することで画面の中のあの娘に会えるのならどんなにいいだろうか。と。

あの娘は今日もかわらず笑を浮かべ続け、私を見つめている。

私は、そんな彼女のことが好きだった。


気持ち悪いと思われるかもしれない。

だが、人を愛すもあの娘を愛すもどれほどの違いがあるだろうか。

いずれも人によって生み出された尊い存在。

そこにどれほどの違いがあるというのだろうか。。。。。









私にとってはあっちがリアルでこっちがフェイクの世界。。。。

あれ、こっちがリアルであっちがフェイク???

だんだんわからなくなってきた。



だから私は思考することをやめる。

そして、この心地の良い流れに身を委ねる。。。



私はこのまま身をゆだねて、いったいどこに流れ着くのだろう?




行き着く先が、誰もが笑顔をうかべ、悲しみという感情の存在しないそんな世界であればいいなと願いながら。












私は、この世界から消滅した。



2月3日(日)09:31 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理

コメントを書く
題 名
内 容
投稿者
URL
メール
添付画像
オプション
スマイル文字の自動変換
プレビュー

確認コード    
画像と同じ内容を半角英数字で入力してください。
読みにくい場合はページをリロードしてください。
         
コメントはありません。


(1/1ページ)